Author: | 中野明 | ISBN: | 1230000887779 |
Publisher: | FLoW ePublication | Publication: | January 12, 2016 |
Imprint: | Language: | Japanese |
Author: | 中野明 |
ISBN: | 1230000887779 |
Publisher: | FLoW ePublication |
Publication: | January 12, 2016 |
Imprint: | |
Language: | Japanese |
本作品は2009年3月に秀和システムより出版された『社会人になったら読む決算書のきょうか書』を一部修正し、電子書籍版『そうだったのか財務諸表』として出版したものを改題し、図の修正を行ったものです。
この本は財務諸表と経営分析の基本について記しました。
本書では最初に財務諸表がどういうものなのか、その構造を中心に解説しています。そして、財務諸表の構造を理解できたら、財務諸表に掲載されている数字をいかに活用して、会社の経営について知るのか、その手法について記しました。第5講以降は実際に数字を当てはめて計算できるような形式になっています。
このように、(1)決算書の構造理解、(2)分析のための定石理解、という「2ステップ理解」で、経営分析の基本を把握するのが本書の大きな特徴です。学生から社会人まで財務諸表に「?」を感じたら、本書を読んで「!」に変えてください。
【目次】
オリエンテーション 決算書による経営分析の王道はこれだ
0-1 経営分析は何故必要なの?
0-2 決算書と経営分析
0-3 決算書を構成するもの
0-4 決算書を分析するためコツ
0-5 この本の読み方、使い方
コラム 生産性分析① 生産性分析とは何か
第1講 ザックリ理解する決算書
1-1 これが貸借対照表だ
1-2 これが損益計算書だ
1-3 これがキャッシュフロー計算書だ
1-4 会計期間とは何のこと?
1-5 貸借対照表と損益計算書の関係
1-6 貸借対照表のサイズは変化?
1-7 キャッシュフロー計算書との関係
1-8 3つの側面から会社を分析する
コラム 生産性分析② 労働生産性
第2講 貸借対照表のカラクリを理解する
2-1 まずは会社の成り立ちを考える
2-2 資産・負債・資本の関係
2-3 貸借対照表のならび順ルール
2-4 貸借対照表を構成する科目
2-5 現金化が容易な流動資産
2-6 現金と預金はあればあるほどよい?
2-7 現金がわりの受取手形
2-8 すぐに現金にはならない売掛金
2-9 売掛債権の期間に注目せよ
2-10 棚卸資産とは、いわゆる在庫のこと
2-11 継続して利用するものは固定資産
2-12 形がない固定資産とは何のこと?
2-13 返済が1年以内の流動負債、1年を超える固定負債
2-14 支払手形と買掛金
2-15 無借金経営と財務レバレッジ
2-16 会社の元手となる純資産
2-17 株主資本の中身をのぞく
2-18 利益剰余金の中身をのぞく
2-19 まだあるこんな多様な科目
2-20 資産と負債・純資産はバランスする
コラム 生産性分析③ 労働生産性の分解
第3講 損益計算書のカラクリを理解する
3-1 売上-費用=利益の公式
3-2 損益計算書の5つの利益
3-3 まず着目したい売上総利益
3-4 売上が成立する時点
3-5 売上原価に相当するものは?
3-6 棚卸資産の計算方法
3-7 圧縮在庫と架空在庫
3-8 本業のもうけをしめす営業利益
3-9 販売管理業務にかかわる販売費および一般管理費
3-10 減価償却とは固定資産の目減りとおぼえる
3-11 固定資産の価値目減り分に相当する減価償却費
3-12 将来の費用を計上する引当金
3-13 経常的活動による経常利益
3-14 営業外損益に注目せよ
3-15 特別損益と税引前当期利益
3-16 特別損失と会社の利益
3-17 税金の支払と当期純利益
3-18 株主資本等変動計算書とは何か
3-19 利益を段階的に計算する
コラム 生産性分析④ 付加価値率
第4講 キャッシュフロー計算書のカラクリを理解する
4-1 キャッシュフロー計算書とBS
4-2 キャッシュフロー計算書の4つのパート
4-3 営業活動による現金の動き
4-4 投資活動による現金の動き
4-5 財務活動による現金の動き
4-6 健全なキャッシュフロー計算書
4-7 危険なキャッシュフロー計算書
コラム 生産性分析⑤ 従業員1人あたり売上高
第5講 会社の経営状況をザックリ分析する
5-1 決算書をみる目を養う
5-2 実数分析と比率分析
5-3 どういう目的で経営分析を行うのか
5-4 売上と利益の推移
5-5 総資本利益率(ROA)
5-6 自己資本利益率(ROE)
5-7 流動比率
5-8 固定長期適合率
5-9 キャッシュフロー分析
5-10 業界ごとの標準指標を理解する
5-11 凸凹株式会社をザックリ分析
コラム 生産性分析⑥ 労働分配率
第6講 会社の収益性を見極める
6-1 総資本経常利益率とその分解
6-2 売上経常利益率
6-3 売上営業利益率
6-4 売上販管費比率
6-5 売上総利益率
6-6 総資本回転率
6-7 総資本回転率を分解する
6-8 売上債権回転率
6-9 棚卸資産回転率
6-10 固定資産回転率
6-11 有形固定資産回転率
6-12 自己資本当期純利益率の分解
6-13 総資本当期純利益率
6-14 財務レバレッジ
コラム 生産性分析⑦ 資本生産性
第7講 会社の安全性を見極める
7-1 会社の安全性を見極めるために
7-2 流動比率
7-3 当座比率
7-4 買掛債務回転率
7-5 売上債権買掛債務比率
7-6 売上債権と買掛債務の回転期間
7-7 営業CF有利子負債比率
7-8 固定比率
7-9 固定長期適合率
7-10 総資産金利支払前利益率
7-11 自己資本比率
7-12 凸凹株式会社の経営指標一覧
7-13 凸凹株式会社の経営分析
本作品は2009年3月に秀和システムより出版された『社会人になったら読む決算書のきょうか書』を一部修正し、電子書籍版『そうだったのか財務諸表』として出版したものを改題し、図の修正を行ったものです。
この本は財務諸表と経営分析の基本について記しました。
本書では最初に財務諸表がどういうものなのか、その構造を中心に解説しています。そして、財務諸表の構造を理解できたら、財務諸表に掲載されている数字をいかに活用して、会社の経営について知るのか、その手法について記しました。第5講以降は実際に数字を当てはめて計算できるような形式になっています。
このように、(1)決算書の構造理解、(2)分析のための定石理解、という「2ステップ理解」で、経営分析の基本を把握するのが本書の大きな特徴です。学生から社会人まで財務諸表に「?」を感じたら、本書を読んで「!」に変えてください。
【目次】
オリエンテーション 決算書による経営分析の王道はこれだ
0-1 経営分析は何故必要なの?
0-2 決算書と経営分析
0-3 決算書を構成するもの
0-4 決算書を分析するためコツ
0-5 この本の読み方、使い方
コラム 生産性分析① 生産性分析とは何か
第1講 ザックリ理解する決算書
1-1 これが貸借対照表だ
1-2 これが損益計算書だ
1-3 これがキャッシュフロー計算書だ
1-4 会計期間とは何のこと?
1-5 貸借対照表と損益計算書の関係
1-6 貸借対照表のサイズは変化?
1-7 キャッシュフロー計算書との関係
1-8 3つの側面から会社を分析する
コラム 生産性分析② 労働生産性
第2講 貸借対照表のカラクリを理解する
2-1 まずは会社の成り立ちを考える
2-2 資産・負債・資本の関係
2-3 貸借対照表のならび順ルール
2-4 貸借対照表を構成する科目
2-5 現金化が容易な流動資産
2-6 現金と預金はあればあるほどよい?
2-7 現金がわりの受取手形
2-8 すぐに現金にはならない売掛金
2-9 売掛債権の期間に注目せよ
2-10 棚卸資産とは、いわゆる在庫のこと
2-11 継続して利用するものは固定資産
2-12 形がない固定資産とは何のこと?
2-13 返済が1年以内の流動負債、1年を超える固定負債
2-14 支払手形と買掛金
2-15 無借金経営と財務レバレッジ
2-16 会社の元手となる純資産
2-17 株主資本の中身をのぞく
2-18 利益剰余金の中身をのぞく
2-19 まだあるこんな多様な科目
2-20 資産と負債・純資産はバランスする
コラム 生産性分析③ 労働生産性の分解
第3講 損益計算書のカラクリを理解する
3-1 売上-費用=利益の公式
3-2 損益計算書の5つの利益
3-3 まず着目したい売上総利益
3-4 売上が成立する時点
3-5 売上原価に相当するものは?
3-6 棚卸資産の計算方法
3-7 圧縮在庫と架空在庫
3-8 本業のもうけをしめす営業利益
3-9 販売管理業務にかかわる販売費および一般管理費
3-10 減価償却とは固定資産の目減りとおぼえる
3-11 固定資産の価値目減り分に相当する減価償却費
3-12 将来の費用を計上する引当金
3-13 経常的活動による経常利益
3-14 営業外損益に注目せよ
3-15 特別損益と税引前当期利益
3-16 特別損失と会社の利益
3-17 税金の支払と当期純利益
3-18 株主資本等変動計算書とは何か
3-19 利益を段階的に計算する
コラム 生産性分析④ 付加価値率
第4講 キャッシュフロー計算書のカラクリを理解する
4-1 キャッシュフロー計算書とBS
4-2 キャッシュフロー計算書の4つのパート
4-3 営業活動による現金の動き
4-4 投資活動による現金の動き
4-5 財務活動による現金の動き
4-6 健全なキャッシュフロー計算書
4-7 危険なキャッシュフロー計算書
コラム 生産性分析⑤ 従業員1人あたり売上高
第5講 会社の経営状況をザックリ分析する
5-1 決算書をみる目を養う
5-2 実数分析と比率分析
5-3 どういう目的で経営分析を行うのか
5-4 売上と利益の推移
5-5 総資本利益率(ROA)
5-6 自己資本利益率(ROE)
5-7 流動比率
5-8 固定長期適合率
5-9 キャッシュフロー分析
5-10 業界ごとの標準指標を理解する
5-11 凸凹株式会社をザックリ分析
コラム 生産性分析⑥ 労働分配率
第6講 会社の収益性を見極める
6-1 総資本経常利益率とその分解
6-2 売上経常利益率
6-3 売上営業利益率
6-4 売上販管費比率
6-5 売上総利益率
6-6 総資本回転率
6-7 総資本回転率を分解する
6-8 売上債権回転率
6-9 棚卸資産回転率
6-10 固定資産回転率
6-11 有形固定資産回転率
6-12 自己資本当期純利益率の分解
6-13 総資本当期純利益率
6-14 財務レバレッジ
コラム 生産性分析⑦ 資本生産性
第7講 会社の安全性を見極める
7-1 会社の安全性を見極めるために
7-2 流動比率
7-3 当座比率
7-4 買掛債務回転率
7-5 売上債権買掛債務比率
7-6 売上債権と買掛債務の回転期間
7-7 営業CF有利子負債比率
7-8 固定比率
7-9 固定長期適合率
7-10 総資産金利支払前利益率
7-11 自己資本比率
7-12 凸凹株式会社の経営指標一覧
7-13 凸凹株式会社の経営分析